生活

家族葬。実際の費用と流れ

先日遺品処理の記事→不用品回収軽トラ積み放題、使ってみた

に続き、今回はその前のお葬式、「家族葬」についてのレポをしてみたいと思います。

 

家族葬。当日の流れ


88歳で他界した義理の母。

もう高齢で連絡をとりあう人もいなかったため、主人と主人の兄のそれぞれの家族の8人のみでほぼ完全な家族葬を行いました。

血縁以外で顔を出していただいたのは、最後の最後まで遠く離れた家族のかわりに面倒をみてくれたヘルパーさん2名と、かかりつけの医師1名の計3名。お知らせしないわけにはいかず、連絡したところ、お別れがしたいとのことでお呼びしました。

1日葬というお通夜を行わず、告別式と火葬のみのプラン。そして同日さらに初七日までつけるという、超コンパクト葬でした。

全員東京に居住しているので、兵庫県で集まるのが大変。なので、出来る限りたくさん揃う時に一気に進めてしまいました。

午前11時、告別式スタート

読経、出棺、火葬まで実施

休憩・食事

午後4時、遺骨を引き上げて、初七日の儀式。

遺影と遺骨、白木の位牌を持って自宅(実家)に設置。

当日の夜には、実兄弟以外はそれぞれ東京へ帰るという、強行軍となりました。

 

メリット・デメリット


家族葬といっても色々ありますが、先ほども述べた通り、うちはほぼ完全な血縁家族のみでした。

そのメリットとデメリットをあげてみます。

<メリット>

⒈お香典の対処が当日不要

お香典を頂くと、お金の管理も発生するし、お香典返しの準備や会葬令状の配布など、事前作業が発生します。なので、今回は告別式に参列いただいた3名にも、お香典の辞退を申し入れました。

とはいえ、遺族の会社関係者からのお香典や、電報、花は色々頂いてしまうのは避けられないので、それは後日、忌明けご挨拶ハガキとともに半額以内程度のお品物を返しました。

ただ、これを忙しいお葬式の最中にやらずに済んで、本当に助かりました。

人が亡くなったときに、お葬式までにやる作業ってすごく多いので、参列者を少なくできると、それだけで非常にスムーズです。知人への連絡もあとでゆっくりでした。

⒉お別れの時間がゆっくりとれること

棺の中の顔を何度も確かめて、出棺も遺骨の拾い上げも十分にできました。

⒊費用が安く、会場を取りやすい

わずか8名。プラス3名の告別式参加者。小さな場所で済み、湯茶などの接待も家族のみという気軽さ。葬儀受付係などを頼む必要もありません。

<デメリット>

⒈もしかして故人は少し寂しかったりしないか、という不安。

葬儀を行う方はメリットしか思いつきません。でも、もしかして故人は呼んでほしい人とかいたんじゃないか。最後は賑やかに送って欲しかったりしたのではないか。ふとそんなことが頭をよぎりました。

事前に誰を呼んでほしいかなど本当は聞いておくべきなのでしょうけれど、なかなか生きている人に聞くのは難しいです。例え肉親であってもそれは同じ。

病死ではあったので、事前に兄弟間での葬儀の目安は相談していたそうです。

⒉収入がゼロ

以外と香典って主催側にとっては収入源だったりします。香典返しっていただいた分より少ないことがほとんどなので、そのまま葬儀費用に補填できたりしますが、それがゼロなので、全額赤字になります。

相場と費用


一般的な1日葬、家族葬の相場は東京で60万円〜120万円。どちらもそう値段の差はないそうです。

うちは実際、葬儀費用としての支払いは25万円ほどでした。恐らく内容からして破格の安さだったと思います。あまり人様の費用を聞くことがないので難しいですが、直近で葬儀を行った方がいて、驚いてました。

内訳は、告別式費用、火葬費用、祭壇用生花費用、運営スタッフ費用、搬送車費用、初七日費用、遺影写真費用、棺へのセット費用、葬儀場利用費用等。

(葬儀場までの遺体の管理費用、お坊さんへの謝礼、参列者食事代、移動時のタクシー代は別会計。会葬令状、返礼品等はなし。)

かなり豪華なお花を用意していただき、葬儀としては過不足なく素晴らしくまとまっていたと思います。

この大変安い費用を実現できたのは、兵庫県の該当市内での市営サービス機関を利用できたことが、大きな要因でした。

最初民間のサービスを検討しましたが、たまたま見つけた公営のサービス(火葬場、葬儀場セット)が安いことを発見、即時予約できたので、そちらで行いました。やはり民間の葬儀場運営会社のサービスより断然安い費用でした。お坊さんも紹介していただけたし、施設も十分に管理が行き届いていて、何より火葬場がほぼ直結というのも助かりました。

会葬令状や、飲食手配も不要。来客に気を使うこともなく、身内だけで非常にシンプルなお葬式ができました。

結論と感想


家族葬自体は、ほんとに良いものだなと思いました。

遺族も形骸化した儀式にお金も時間もかけたくないのが本音でしょうし、呼ばれた方も断りにくいはず。故人が高齢者なら、友人知人も高齢者。

昨今の高齢化社会において、必要以上の儀式は不要。

年齢や立場にもよるでしょうけれど、良い選択肢が出てきたなと思います。

そして今回は、公営の式場で本当に助かりましたが、都会ではそうはいかないかもしれません。亡くなってから葬儀まで長く遺体をおくわけにはいかないですし、段取りは時間との戦い。

民間でも親切で安いところはありますし、断然数が多いので探しやすいはずです。

以上、初めての家族葬というものを体験したレポートでした。

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